2009年08月20日

北アの奥座敷 雲の平



有峰林道 折立on五光岩ベンチon太郎平小屋on
     薬師沢小屋onアラスカ庭園on奥日本庭園on雲の平山荘 

“日本最後の秘境”と呼び声高い 雲の平へ3泊4日の 命の洗濯旅!

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8/9のうちに折立バス停に到着。意外と早く着いてしまった・・・いや実は富山入りも意外と早く着いてしまったので、いたるところで時間を潰す・・・時期的にの○P逮捕劇最中であったが、状況が分からぬまま山篭りし、下山するとやや会話についていけれない節はあった。 バス停手前の道路は両端とも駐車スペースになっている。夕食は、小雨の中車横でコンロを用意して ちょっと豪勢に。夜の間の豪雨が気になり眠れず、予備日・エスケープルートをも用意したが、きかんせん会社員・・・ここで逃すと次は何年後の雲の平か・・台風9号に翻弄される旅となった。
                
8/10 朝から雨・・・レインウェアを装着し、車の中はごちゃごちゃのまま出発!  ゆっくり行こうね」「雨がひどくなったらその時一番良いルートで考えようね」、、ここ最近の妻の口癖だ。そうなのだ・・・特に危険な所はないが、森林限界から上部の太郎尾根は、はだか尾根なので雷雨が来ても隠れ場所が無いのだ、、

歩き始めは、振ったりやんだり。それでも確実に雨脚は強くなる。
上から下ってくる登山者は道端で慌てて着替えている、、登山道が滝のように水を落とす箇所もあり、裾は真っ黒に・・・ 石は滑るし失笑・苦笑いで進む。三角点付近 振り返れば有峰湖が見える・・・

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空は急速に暗くなっていく。。。やがて森林限界に達し、太郎尾根を歩く。三角点だろうが、五光岩ベンチだろうが、豪雨の嵐。五里霧中とはこのこと。。。息子には腰紐をつけ、妻とドッキング。2mどころか1m先もままならない状況。。。顔にワイパーが欲しいと思ったほどだ。横の声も聞こえないほど雨音が強かったのに、
妻は息子の弱音をすかさず拾って、定番の叱咤・・・それでも心なしか今回は優しかったような気がする。妻も何としても太郎平小屋までは上がって欲しかったとみえる・・・この雨じゃぁ見えないのもしょうがない・・・ どこでも思うが、この時は本当に小屋を見て嬉しかった。小屋では、予約確認の後 速攻で乾燥室へ。 温かいラーメンなぞを食べながら外を見ると・・・  「 晴 れ ・・・ 」小屋の前を薬師沢小屋・薬師岳方面へと続々と人の波が・・・

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ならば、我らは・・・と 太郎山へと進む・・・  

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太郎山までは、木道が整備されて気持ちのイイ道だ。こんもり丸い太郎山から 黒部川源流方面を見ると、、雲がどんどん集まってきている。。。  

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太郎山から 薬師岳・・・ 登山道が見える。

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それにしても、晴れたな〜  ・・・

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ホント 晴れたな〜・・・太郎山の頂上は、背の低いダケカンバの草原

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それにしても、晴れよったなぁ〜 ・・・じゃぁ ちょっと方向変えて 薬師岳へ歩いてみますか。

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折立が1,365m 太郎平小屋2,330m・・・ 1,000m近く上がったんだ・・・

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さぁ 小屋に戻ったら夕飯だ(本日、4食目・・・)

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夕食後もブラブラ。 時代が時代なら 太郎ブラだ。 折立へと夕陽が沈んでいく・・・代わりに雲が月まで届くのか勢いで上がってきた・・・

8/11 本日の予定は、雲の平!昨日より強い雨は降るまい、、とタカをくくって、多少の小雨も物ともせず出発。太郎小屋さん、お世話になりました。 明日もよろしくお願いします。とすかさず 予約。

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木道には、霧が似合う・・・ 負け惜しみじゃなくって。。。太郎平小屋から薬師沢源流に向かう・・・この先で薬師沢に向けて急降下が始まる。20分もしないうちに、強い朝陽を浴びる。上着は全部脱いで、半袖・短パンになる。第1徒渉点から薬師沢小屋手前のカベッケガ原までは、木道が敷かれていて 雲の平までの期待感を盛り上げる。。。

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こんなもんじゃぁ ないぜ・・・雲の平はよ・・・と、最後尾で一人悪い顔をする。。。

薬師沢小屋前の黒部川に架かる吊橋を渡り


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(写真は帰りに撮影・正面が薬師沢小屋)ほんの少し川原を下り、雲の平へ分岐を右に折れる。いよいよ、歩行距離約1kmで標高差450mを登る急登が始まる。

  頑張れよ 息子・・・父は敢えて手を貸さないからな・・・
針葉樹林帯の中、木の根を跨ぎ大きな石を這うようにして登ること約3時間弱

途中、学生風のワンゲル・初老のご夫婦・2人共長身のクライマー  風の登山者の方々にすれ違う。。。挨拶されるも「登らされ感」満載の息子。大石の階段で妻の飛び蹴りが炸裂・・・! 賢くなれ息子よ・・・


登りが緩み、木道(第1木道末端)が現れると
      30分位で雲の平西端のアラスカ庭園に着いた。

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アラスカ庭園から雲ノ平山荘までは、
なだらかな起伏の雲ノ平の核心部だ

咲き乱れる高山植物や四周の山々を眺めながらのんびり歩く

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長い長い休憩の後、名残惜しくも雲の平山荘へ向けて出発。奥日本庭園で出会った男性は、昨日高天原山荘で宿泊したとの話。雨の中上がって来る登山客は少なく、風呂はほぼ貸切状態だったと、、ホクホクされていた。 なんて羨ましい・・・!

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右上に雲の平山荘が・・・ 布団を干している最中。

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こう見えてもかなり距離があるのだが、屋根の上から「こんにちわ〜!!」 息子め、妻の痛い視線に気付かんかぃ!やっと着いた〜! ・・・さっ 散策 散策。と妻・・・なんと忙しない散策か・・・
水は、キャンプ場でとのお達しで  皆で出向することに・・・

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「言い出しっぺのくせに・・・」と妻に半ギレな息子。何故、それほどまでに用意に時間がかかるかイミフな妻・・・登場すると、たいして(全く)先程と変わりはないようだが、、、敢えて黙殺。

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「ヒャ〜!!」  山小屋仕様になった(つもりの)妻の発声。 やんごとなき山々を前に品の無い声が響く・・・

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槍・穂高も、、この後、やんごとなき山々は雲に隠れてしまった。
夜、星空を見るために宿泊者の大半は外へ。と言っても宿泊スペースの2階は半分しか使用していないほどの宿泊者の数。。人工衛星も見えるほど、素晴しい満天の空。。。気付くと息子も、夢中になって星空を見つめているではないか・・・子連れ登山は大変だけど、一緒に来てよかった〜と思う瞬間。。。

8/12 雲の平 ありがとう! 今日もまた言ってしまうが、、・・・・・・ 「山の神様ありがとう!」
雲の平山荘のスタッフも、登山客も皆 気持ちのいい方ばかりでした。

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ちょっとしゃがんでしまうと 息子を見つけられない・・・雲の平から薬師沢までの 急降下で、 先頭の妻と 我ら寛政町男の子倶楽部(自身と息子所属)の 距離が離れすぎてしまった。そこで事件が起こるワケだが、先で男の子倶楽部を待つ妻、本来ならばそこで合流となるのだが、 妻と倶楽部の間には 分岐があった。妻はそれに気付いていない。

登山道ではよくあるのだが、行路だと確認できるが・帰路だと見難い道、、それだ。妻は待っても待っても我らが来ない・そんなことは知らずに分岐で曲がる倶楽部・・・

こりゃぁマズい と悟った妻は荷を捨て(置き)
              音速で勾配を上げた・・・
 あの登山道をまるでトレイル・ランだ。。。
              恐ろしい女子じゃぁ・・・
行けども行けども 我ら寛政町男の子倶楽部には会えない・・・
              焦った妻は今度は急降下。
 荷を拾い(持ち)あの登山道で汗をかくほどの急降下。。。
        命知らずというか アフォというか・・・
血走った眼で我らの後ろから迫る妻。
           もはやオカルト。
 会えず・見ずの40分の後、開口一番
         「あんた達ッッ!!」
こっちは「キャッ!」である。
  漫画のように二人で肩がビクッ である。
    なんなんだ、なんでキレてるのさ・・・である。
 
登山道で無駄に怒られ、
皆様も(我ら倶楽部も)大変迷惑だったであろう・・・
   「良かったねぇ〜会えたんだ〜」 
品のいいご夫婦にも妻は声をかけたらしく、
    妻が捜していたことを知らされる・・・
「どうも ご迷惑を・・・」
    なんだか破れかぶれで謝る倶楽部・・・

気を取り直して、下山を開始しよう。
    と薬師沢小屋で一服入れる。

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帰路、太郎平小屋で     お大事に・・・

結局、折立までその話でモチキリ(妻のみ)
  気を取り直して って直してないじゃん! とは言えず・・・
  分岐を見つけられなかったのはお互い様でしょ!
                      とも言えず・・・

急登を汗だくで血相変えて(通常とそんなに変わってはいないが)降りてきた妻・・・
  ちょっとトラウマになりそうな 雲の平 天井散歩の旅 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

タグ:北アルプス
posted by Lilium medeoloides at 10:00| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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