2010年07月19日

伊吹山 夜間登山

“2010.6.10”と同じコース(山頂遊歩道は除く)のため、地図・コースは記載しません。

7月の3連休。先月の妻の単独行より絶賛されていた伊吹山へ。

1合目からのガス。山頂までもガス。でせっかくの景色は拝めずだったが、伊吹山は裏切らなかった。

 いざ ヘッドライトと共に!!

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ご来光観光ということで、23:00には登山口駐車場へ到着。
ホカホカに暖まっている息子の横に身を置き、しばしの休憩。

0:00出発予定だが、周りは徐々に出発しているらしく絶えずドアの開閉音がする・・・

寝たのか、起きていたのか分からないまま時間が来る。
後で妻に「白目むいてたよ」と言われ、あ 寝たんだ・・・と納得。

車の外に出てみる。。夜空 星は全く見えず、気分を盛り上げるのに難儀するなぁと予想する。

ほぼ満員の駐車場にも関わらず、登山道前半は誰にも会わず。
途中、無灯火にして息子を喜ばすも、セッカチな妻の逆鱗に触れ落雷をくらう。
金気のものは持っていませんが・・・

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1合目 WC横で。 ま 念の為トイレいっときましょうか。


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妻をこらしめたスキー場横の急登。 その節はお世話になったそうで・・・

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3合目WC。 なんと使用不可だった。1合目で行ってよかった〜。

視界が、徐々に濃霧に覆われはじめた。
ライト視界が1〜2mといったところか。ただし、霧の湿気とともに熱気もすごい。
肌が露出しているところは、汗と霧の水滴で不快極まりない。

夜と言えども、急登の辛さは変わらず。息咳ながらの霧道だ。
「これが・・・これが、あの妻殺しのトラバースかあぁぁぁ」(存命だが。。)

下界の街灯も見えない、しんどいだけの鬼登山道。
5合目での 登山道にヘッドライトがチラチラ見えるのを楽しみにして来たのに。。。
そんな淡い夢も叶わず、不敵に微笑む伊吹山。。。
「見せん! お主には見せんぞよ〜〜!」・・・聞こえた、伊吹山の声。

ハァハァ・・伊吹山め・・・ゼィゼィ・・タケルめ・・・
無駄にしゃべって体力を消耗してしまった・・・。 くッ、これが奴の作戦か・・・

そんなワケはないのだが。虚無に憎悪してしまう、それほどまでに辛い登山道だ。

ん? 8合目で休憩の団体。。これでは、休憩できんではないか!! ま いい。先に進もう。


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来たよ、来た。頂上のWC。
トイレの写真ばっかの伊吹山夜間登山。。。

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売店はAM5:00より営業。ありがたや〜ありがたや〜。
もはや、正体不明のテンション。

この霧じゃぁご来光はちょっとねぇ・・・
そんな雰囲気漂う山頂。  既に妻はグロッキー気味。砂地だろうが泥地だろうが構わず横になる始末。
「眠りたい・・・」 「お腹へったけど何にもやりたくないから、店でうどんが食いたい」 「トイレ行きたい・・・」
極限時の彼女の欲求は非常に分かり易い。そして詳細だ。。生きるための素直な欲求だ。

いわば、正統派とでもいうのか。。。ただここまで凹んでいるともぅ俺に拒否権は無い。
ここで熊が出ようが、雷鳴が響こうが、俺が「無理」とでも言おうものなら
「ならば死あるのみ!」と甘んじてその場待機での死を選ぶであろう。
そしてダイイングメッセージを血文字で残す。「うどんに天麩羅乗せたかった・・・」。。。そんな女だ。

や、やめろ!捜査を撹乱すな!

二人っきりならいざ知らず・・子供の前で見殺しに出来ない事を計算してのしたたかな演技だ。

・・・そうして、ここでも彼女の要求がそのまま現実になるのだ。
「うどんね、うどん・・・」 まぁ、いいさ。ここで寝転がられるのも皆様の往来の邪魔になるから。
なにより死体みたいで、皆をビビらせる。。。そのうち「大丈夫ですか?」的なことになりそうで嫌だ。。。

完全に俺が悪者だ。 ひもじい可哀相なグロッキーな妻=うどんすら食わさない暴君 関白亭主。 彼女の好きな設定の一つだ。

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ご来光。雲で隠れていてもれっきとしたご来光。
 太陽は万物の神やね。 生き返るようだ。
と、妻。あ、生き返ったのね、黄泉の国から。。。いいのに・・・

タケルにお願いする 「どうか、天に召されますように・・・」
 「そんな嫌がらずに・・・」
 「いやいや、アレでもいいとこもあるんスよ」
 「どこって聞かないでくださいよ、意地悪だなぁ」
 「そんな事言わずになんとか・・・!」
 「参ったな、こりゃ」
・・・・・・あちらは、定員オーバーだそうな。一人くらいなんとかなりそうなものを・・・


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それでも雲で陰ったり、見えたり。。。

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これは、有名ですね。イブキアザミ。 伊吹山の特産種。


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そんでノダケ


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イブキトラノオ。伊吹虎の尾、和語で表記するとこの字かな
イブキの名前が付いているが、これは特産種ではないとかなんとか。
伊吹山で発見されたから イブキトラノオだとかなんとか。

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雨だって、霧だっていい。 花に水滴は映える・・・

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あんなに、鬼登山道!と罵った道は、帰りには「またおいで〜」な穏やかな顔に。
このパターンにいっつもヤラれるんだよな〜・・・
ツンデレ的な。そうするとまた忘れて来ちゃうんだよな〜・・・

また来るんだろうなぁ・・俺・・・

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特撮の悪役みたいに 「フーハーハーハーハ!!」 って登場するんだろうな伊吹山。
その時に 「ハッ!しまった!」 っても遅いんだろうなぁ・・・

タグ:その他の山
posted by Lilium medeoloides at 10:00| 愛知 ☔| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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